夫の仕事の関係で、急遽、ロンドンへ行くことになった。せっかくだからと、休暇も兼ねた9泊10日の日程を組む。うち2泊3日は郊外へ旅行に出かけることにした。わたしにとっては10年ぶり、夫にとっては9年ぶりの英国だ。
ロンドンの様子もきっと変わってるよね。おいしい料理は食べられるかしら。晴れるといいね。そんな思いを携えて、慌ただしく旅立つ。
時間があれば、二人とも行ったことのない湖水地方などへ足を伸ばしたかったが、今回は仕事が優先。あれこれと下調べをする余裕もなかったので、以前、取材で出かけたことのあるコッツウォルズ地方へドライブ旅行することにした。バラの季節にはまだ早いけれど、春の花に彩られた庭や、広大な牧草地を眺められることだろう。
■4月7日(1) 朝、ロンドンに到着。ホテルにチェックインして町歩き
■4月7日(2) ボンド・ストリート、レジェンド・ストリートあたりを歩く
■4月8日(1) 友人らと会う日。ミュージアム見学など
■4月9日(1) ケンジントン・ガーデンズを横切って、ノッティング・ヒルへ
■4月9日(2) 大賑わいのフリーマーケット、ノッティング・ヒル
■4月9日(3) 心躍るは食べ物の露店。色鮮やかな花々も目にうれしい
■4月9日(4) ひたすら歩いてキングズ・ロードまで。散策ののち、夫と落ち合う
■4月10日(1) ランチを食べに、マーケットプレイス「コヴェント・ガーデン」へ
■4月10日(2) トラファルガー・スクエアを抜けてビッグ・ベンを望む
■4月10日(3) 公園で休憩。ウエストミンスター・アビーでオルガン・コンサート
■4月10日(4) ボリュームたっぷり! 夕食はオランダ風パンケーキ
■4月11日(1) 電車に揺られて、春の花咲くキュー・ガーデンズへ
■4月11日(2) 草原のただ中の、木漏れ日が揺れるベンチで昼食
■4月11日(3) ピカデリーを歩き、フォートナム&メイソンのデパートへ
■4月11日(4) 日暮れ前、夫と合流。焼きそばにザーサイ丼のジャパニーズな夕餉
■4月12日(1) レンタカーを駆って、西へ約1時間半。まずはオックスフォードへ
■4月12日(2) ハリーポッターにも登場した、クライスト・チャーチのダイニングルーム
■4月12日(3) そしていよいよコッツウォルズの村へ。バーフォードでティータイム
■4月12日(4) せせらぎの町、ボートン・オン・ザ・ウォーターで羊の群が押し寄せる
■4月12日(5) 「今までの人生で食べたラム肉の中で一番」。ストウ・オン・ザ・ウォルドにて
■4月13日(1) ウィンストン・チャーチルが生まれ育ったブレナム・パレスと庭園へ
■4月13日(2) 車を降りて、駆けて行く! 黄色い大地。緑の大地
■4月13日(3) バイブリーにて。600年前からここに在る、景色の中に紛れ込む
■4月13日(4) 炎が揺れる暖炉の傍らで、至福のクリームティー・タイム
■4月13日(5) 夕映えに染まるハチミツ色の町、チッピン・カムデンでディナー
■4月14日(1) マナーハウスで目覚める朝。英国式ブレックファストを味わい、庭を散策
■4月14日(2) ひたすらの緑。この小径をどこまでも歩いていきたい
■4月14日(3) 中世のころ、羊毛の商人らが立ち寄った旅籠町、ブロードウェイ
■4月14日(4) 青空がうれしい。ブロードウェイを歩く。羊には逃げられる
■4月14日(5) 忘れ得ぬレストランで、忘れ得ぬランチ。ストウ・オン・ザ・ウォルド再び
■4月14日(6) 何百年も変わらぬ世界で、現在を生きることの、光と影
■4月14日(7) 花が揺れる庭を眺めながら、民家のあたりをそぞろ歩く
■4月14日(8) 名残惜しむように。最後の町は、チッピン・ノートン
■4月14日(9) さよならコッツウォルズ。またいつの日にか
■4月15日(1) そしてロンドン。この旅、最後の一日。デパートへ。ミュージアムへ
■4月15日(2) ディナーも、ミュージカルも。旅の最後を飾るはインド
|