LONDON/ APRIL 11, 2005

4月11日(3)ピカデリーを歩き、フォートナム&メイソンのデパートへ

キュー・ガーデンズから再び地下鉄で、ピカデリー・サーカスへ。約束の時間まで余裕があるので、予定通りヴィジターセンター(観光案内所)へ向かう。ここはロンドンで一番大きい案内所で、英国全土の観光情報が得られるのだ。もちろん、宿泊先の予約手配などもしてもらえるし、バスツアーなどのカウンターもある。

オックスフォードとコッツウォルズのブローシュア(資料)をもらったあと、周辺を歩く。日本の三越があり、日本料理店も目にとまった。

その後、待ち合わせの場所であるバークレー・スクエアのスターバックスまで行ったものの、夫は急にもう1本、打ち合わせが入ったという。

再び1時間半後に会う約束をして、わたしはピカデリー沿いのFORTNUM&MASON(フォートナム&メイソン)のデパートメントストアへ。紅茶でおなじみのブランドだが、そもそもは1707年、食料品店として創業したという。

このビルは1階が、紅茶や贈答菓子を中心とした高級食料品店になっていて、一画にはアフタヌーンティーが楽しめるレストランがある。2階から上はファッション関係の商品が販売されている。

主には1階を、ゆっくりと散策したあと、グリーンパークのデッキチェアでしばらく休憩し、再び夫との待ち合わせの場所へ戻った。

まるで絵画のようなデコレーションのフルーツ

恭しい風情のエントランス

ダークグリーンの気品ある缶でおなじみのフォートナム&メイソンの紅茶。でも、中身はインドやセイロン(スリランカ)、中国の茶。インドで上質の紅茶を買うようになって以来、高級銘柄のお茶を買うことはなくなった。ニューデリーのスンダナガール・マーケットのREGALIAが、今のわたしには一番のティーショップ。

これはLa maison du chocolat(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)のショーウインドー。マンハッタンでもそうだけれど、この店のショーウインドーの前では立ち止まらずにはいられない。マカロンを特に好きだというわけでもないのだけれど、チョコレートにせよケーキにせよ、きれいに並んで陳列されているさまに引かれるのだ。

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