November 30, 2003 木の実をついばむ小鳥の記憶。 |
わたしの、最も古い記憶の中にある絵本。「からーぶっく・ふろーら」シリーズ。 「おおかみとおはぎ」「おじいさんのぶどう」「おひさまがくわのみたべた」……。 |
November 29, 2003 過去と未来が近い夜。 |
特別な週末ではないのだけれど、どこか特別な気持ちがする夜、オリーブの実の、マティーニを飲む。 初めて、マンハッタンのハドソン・バーに行ったときも、 |
November 28, 2003 何だこれは! |
休日の朝。郵便配達がドアを叩く。ドアを開ける。恰幅のいい黒人女性が、大きな箱を抱え笑顔で立っている。 初めて親元を離れたのが18歳の時。あれから20年。折に触れ、送られてくる両親からの荷物は、 |
November 27, 2003 ハッピー・サンクスギビング! |
今年は初めてターキーを焼いた。 わたしたちを取り巻くさまざまに感謝しつつ、ハッピー・サンクスギビング! |
November 26, 2003 インド行き |
あと2週間と少しで冬の休暇。夫の故郷へ帰省する。 最初の旅はもう、結婚式のことと、あまりの暑さとで、視界が開けていなかったけれど、 |
November 25, 2003 サンクスギビングデー支度 |
27日のサンクスギビングデーを控え、買い物に出かけた。今年は渡米以来初めて、ターキーを焼くのだ。 |
November 24, 2003 ひとつ |
たくさんでいることの、美しさ。 ひとつでいることの、美しさ。 |
November 23, 2003 達成感 |
8月末から通い始めた学校も、あと2週間ほどで終わる。 |
November 22, 2003 生まれいづる痛み |
土曜の夕暮れ。久しぶりにカテドラルまで散歩に出かける。 The Creation 天地創造。 地獄絵図、のようにさえも見える、そのさま。 |
November 21, 2003 蘇る日。 |
慌ただしいときにこそ、リラックスが必要なのだ。だから今日は、フェイシャルに行った。 |
November 20, 2003 温かなシーン |
学校へ行く途中。見慣れた二人が歩いている。 |
November 19, 2003 誘惑 |
ファイナルの資料を読み込もうと、久しぶりにバーンズ&ノーブルのスターバックスカフェへ行く。 |
November 18, 2003 頭脳流出……。 |
学校も残すところ1カ月弱、ファイナルのプレゼンテーションのためにオーダーしていた本が、今日届いた。 |
November 17, 2003 耳 |
愚かな言葉は、はじき飛ばし、養分になる言葉は、深く吸収する、 大切な、もう、これからは、大切な、時間なのだ。 不要な言葉類は、体内に蓄積するべからず。身軽に、身軽に。 |
November 16, 2003 もっと、街の灯 |
発行してから1年以上が過ぎた。今でもときどき、読者からのメッセージが届く。 『街の灯』を販売代行してくれている、ベセスダという町の、ダルマという日本食料品店へ、 次のことばかりを考えて、『街の灯』がおざなりだったこのごろ。もっと多くの人に読んでもらいたい。 |
November 15, 2003 インド。 |
我が家の前に横たわるマサチューセッツ・アベニュー、通称大使館通り。カテドラルを起点に坂を下る、各国大使館の続くあたり。インド旅行に向けて、観光ビザを取りに行った。かわいい2頭の象がお出迎え。大使館通りを夫と初めて散歩したとき、この建物を見た夫は「なんてみすぼらしいんだ!」と憤慨した。隣の日本大使館も、味気ない建物だけど、それにしたって、地味だろうこの建物は!と。しばらく歩いた後、豪華なパキスタン大使館の建物を見たときには、一層怒りが高まった。しかし、デュポンサークル近くでガンディー像を見つけ、別の、もう少しきれいなインド大使館を見つけて、最初に見たのは分室だとわかり、ようやく憤慨がおさまったものだった。 インド。夫の生まれ育った国だ、というだけで、一度しか行ったことがないのに、深い深い、とても深い愛着。 |
November 14, 2003 日溜まりランチ |
ジョージタウンの、ウィスコンシン通りに面したイタリアンで、友人とランチをとる約束をしていた。 風が冷たくて、青空が澄んだランチタイムは、白ワインと温かなパンがよく似合う。 マリナラソース(トマト風味のソース)とゴートチーズが添えられた、香ばしいナスのフライ、 |
November 13, 2003 冬が来た日 |
見事な朝焼けで一日を始める。 ロシア大使館前の坂道を、息を切らしながら、上り帰る午後。 |
November 12, 2003 見事な切れ味! |
アメリカじゃ、10本前後ものナイフがセットになって売られていることが多い。 |
November 11, 2003 枯葉歩道 |
木がたくさんあるので、葉がたくさんある。葉がたくさんあるので、枯葉もたくさんある。 山と積もった枯葉が、掃除人の目を盗んで、歩道を埋め尽くしている。 |
November 10, 2003 鍋夜 |
ただいま! と玄関のドアが開く。冷たい耳と、冷たい頬をして、夫が帰ってくる。 遠い冬、東京で一人暮らしをしていたときに買った土鍋が、今年もしばしば食卓に上る季節。 |
November 9, 2003 金魚と犬 |
遠い昔、幼稚園児だったころ。家の庭に咲いた花を、時折、母が幼稚園に持たせてくれた。 夕べのパーティーで、友人が金魚草を持ってきてくれた。 |
November 8, 2003 ポットラック・パーティー! |
クラスメイトと先生、その家族たちを招いての、ポットラック・パーティー。 窓の外では、皆既月食。パーティーが始まった時刻から、満月が少しずつかけ始め、 |
November 7, 2003 オーロラの朝。 |
窓辺に、ブラインドに、下げられた、いくつものクリスタルの粒。 クリスタルを通過した光は、部屋中に、七色の光を散りばめながら、 天気のいい朝は、それだけでもう、すばらしい。 |
November 6, 2003 巨大自動販売機 |
メリーランド州ベセスダにある、友人宅を訪れたときに見つけた大きな自動販売機。 我が家の界隈は、閑静な住宅街で、規制があるのかどうかしらないが、 |
November 5, 2003 思い出ノート |
本棚の片づけをするたびに、ついつい開いてしまう、もう数十冊にもなった、思い出ノート。 |
November 4, 2003 遅刻の朝。 |
下り坂すいすい、通学路。 冬眠の準備に精を出すリスを見守り、悪趣味なハロウィーンの飾りを取り去らない家に悪態をつき、 途中にある小さな公園から光が溢れていた。淡い色した枯葉が舞い降っていた。 |
November 3, 2003 ごまちゃん |
ハロウィーンの夜。 日本人のクラスメイトが連れてきた、猛烈にかわいいごまちゃん。 わたしも、犬が飼いたくなった。 |
November 2, 2003 戦争に満たされている……? |
紅葉のただ中を、夫と車でヴァージニア州へ。コリアン・スーパーマーケットへ行くのだ。 |
November 1, 2003 インド式パーティー |
パーティーシーズンの到来。今日は、インド人CEOらのグループが主催するパーティーへ。 |