ニューデリーに来たときに、必ず買って帰るものと言えばお茶。 「あら、お久しぶり! お元気でした?」 店のお姉さんと言葉を交わし、商品棚を眺める。 来るたびに、少しずつ、進化があるこの店。 カシミリ・カワティーは、カシミール産の緑茶とスパイスをブレンドしたもの。 毎朝の、ジンジャーティーのためにSECOND
FLASH DARJEELING。 風味豊かなミルクティーのために
ASSAM TEA SUPERIOR。 甘いお茶菓子とともに、GOLDEN
TIPS。 ただ、お茶の繊細な香りを味わいたいときには、WHITE
TEAやMUSCATELを。 自分たちと、日本の家族のために、たっぷりと買う。
英国やフランスの有名紅茶ブランドのそれに比べれば、極めて簡素なパッケージだけれど、当然ながら味わいは抜群。お値段も、小躍りしたくなるほどリーズナブル。 今回は奮発して、超高級なホワイトティーを。極上の烏龍茶もそうだが、これも茶葉の形状をそのままに、繊細できれいな香りを放つお茶だ。
DELHI SEPTEMBER 12,
2005/ DAY 14
もうすっかり「行きつけ」の、スンダナガール・マーケットにあるティーハウス。
「今回は、デリーに1日しかいないのだけれど、お茶は買わなきゃと思って一番に来たんですよ」
「ダージリンは、今、どれも摘み立て、新鮮なお茶ですよ」
今回は、ハーブティー(HEABAL TEA)と、
カシミリ・カワティー(KASHMIRI KAHWA
TEA)という新製品がお目見えしていた。
たとえば体調が悪いときなど、
このお茶を数分煮出して、
はちみつを入れて飲むと、身体がすっきりするらしい。
これはハーバル・ティーの中身。パッケージには「健康にいい」とあるだけで、内容物の詳細は不明だが、いかにも健康に良さそうな味がする。 ここ数年、世界的にハーブティーやグリーンティーが人気なのは衆知の通り。米国でもホールフーズマーケットほか、ヘルスコンシャスなオーガニックフード店などには、必ずハーブティーのセクションがある。インド風情が効いたYogi
Teaはその中でも有名なブランドの一つで、たまに買うこともある。これは、それらティーバッグ入りのハーブティーを、より「上質にした」味がする。