SCENE37: 毎度おなじみ、ティーハウスでお茶を買う。
DELHI SEPTEMBER 12, 2005/ DAY 14

ニューデリーに来たときに、必ず買って帰るものと言えばお茶。
もうすっかり「行きつけ」の、スンダナガール・マーケットにあるティーハウス。

「あら、お久しぶり! お元気でした?」
「今回は、デリーに1日しかいないのだけれど、お茶は買わなきゃと思って一番に来たんですよ」
「ダージリンは、今、どれも摘み立て、新鮮なお茶ですよ」

店のお姉さんと言葉を交わし、商品棚を眺める。

来るたびに、少しずつ、進化があるこの店。
今回は、ハーブティー(HEABAL TEA)と、
カシミリ・カワティー(KASHMIRI KAHWA TEA)という新製品がお目見えしていた。

カシミリ・カワティーは、カシミール産の緑茶とスパイスをブレンドしたもの。
たとえば体調が悪いときなど、
このお茶を数分煮出して、
はちみつを入れて飲むと、身体がすっきりするらしい。

毎朝の、ジンジャーティーのためにSECOND FLASH DARJEELING。

風味豊かなミルクティーのために ASSAM TEA SUPERIOR。

甘いお茶菓子とともに、GOLDEN TIPS。

ただ、お茶の繊細な香りを味わいたいときには、WHITE TEAやMUSCATELを。

自分たちと、日本の家族のために、たっぷりと買う。


英国やフランスの有名紅茶ブランドのそれに比べれば、極めて簡素なパッケージだけれど、当然ながら味わいは抜群。お値段も、小躍りしたくなるほどリーズナブル。

今回は奮発して、超高級なホワイトティーを。極上の烏龍茶もそうだが、これも茶葉の形状をそのままに、繊細できれいな香りを放つお茶だ。

これはハーバル・ティーの中身。パッケージには「健康にいい」とあるだけで、内容物の詳細は不明だが、いかにも健康に良さそうな味がする。

ここ数年、世界的にハーブティーやグリーンティーが人気なのは衆知の通り。米国でもホールフーズマーケットほか、ヘルスコンシャスなオーガニックフード店などには、必ずハーブティーのセクションがある。インド風情が効いたYogi Teaはその中でも有名なブランドの一つで、たまに買うこともある。これは、それらティーバッグ入りのハーブティーを、より「上質にした」味がする。

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