JUNE 19, 2005/ DAY 7
SANTA FE (NEW MEXICO)
サンタフェの山間に立ち上る湯けむり。日本の温泉情趣を束の間、味わう

トレッキングのあと、蛇行する道を下りながら車を走らせる。行きに見つけた温泉宿に立ち寄る。駐車場には車がたくさんとめられていて、人々が行き交い、なんだか込んでいる雰囲気だ。

門をくぐり、石の階段を上り、受付のフロアまで行く。想像していた以上に、しっかりとした日本の宿の風情がただよっている。敷地内には宿と何種類かの湯があり、宿泊客以外も入湯することができる。せっかくだから一風呂浴びて行こうと空きを尋ねたところ、ちょうど1つ、入れる湯があるという。

雰囲気のいい造りの湯はどれも予約でいっぱいで、わたしたちが通されたのは地味な造りの湯だったが、それでもトレッキングのあとに「露天風呂」に身を浸すのはこのうえなく気持ちいい。

夕暮れどきに催される乗馬のサンセット・バーベキューツアーに参加しようかと相談していたのだが、丸々1時間入浴し、リラックスしているうちに、乗馬への関心は消えてしまった。

TEN THOUSAND WAVES


サンタフェの山間にある日本の温泉宿

全部で十種類を超える湯がある。

わたしたちが通された湯はkobuta。小豚?

小蓋……?

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