トレッキングのあと、蛇行する道を下りながら車を走らせる。行きに見つけた温泉宿に立ち寄る。駐車場には車がたくさんとめられていて、人々が行き交い、なんだか込んでいる雰囲気だ。 門をくぐり、石の階段を上り、受付のフロアまで行く。想像していた以上に、しっかりとした日本の宿の風情がただよっている。敷地内には宿と何種類かの湯があり、宿泊客以外も入湯することができる。せっかくだから一風呂浴びて行こうと空きを尋ねたところ、ちょうど1つ、入れる湯があるという。 雰囲気のいい造りの湯はどれも予約でいっぱいで、わたしたちが通されたのは地味な造りの湯だったが、それでもトレッキングのあとに「露天風呂」に身を浸すのはこのうえなく気持ちいい。 夕暮れどきに催される乗馬のサンセット・バーベキューツアーに参加しようかと相談していたのだが、丸々1時間入浴し、リラックスしているうちに、乗馬への関心は消えてしまった。 サンタフェの山間にある日本の温泉宿
JUNE 19, 2005/ DAY
7
SANTA FE (NEW
MEXICO)
サンタフェの山間に立ち上る湯けむり。日本の温泉情趣を束の間、味わう