SCENE 43: 朝の奇蹟
AGRA, NOVEMBER 7, 2004

朝、というだけで、
ほとんど誰もいない、というだけで、
こんなにも、違って見えるものなのか。

ここはやはり、「墓」だったのだ、ということが、
よくわかった。
痛いほどに。

もう、誰とも話したくなくて、
ひとりでここに、いたいとさえ思う。


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