SCENE 24: 紅茶もおいしい、朝の食卓
KUMARAKOM, KERALA, OCTOBER 31, 2004 

インドの紅茶といえば、有名なのはダージリン。産地はインド北東部の山岳地帯。
けれど、ここ南インドでも、茶葉は栽培されている
ケララ州とタミールナドゥ州の境界線近くに広がるニルギリ高原。
「ニルギリ」は、現地語で「青い山」を意味するという。

南インドでは、コーヒーだけでなく、だから「チャイ」も、とてもおいしい。

濃く出したお茶に、たっぷりのミルクを入れたチャイ。
そのままで飲んでもいいけれど、砂糖を入れて甘くして飲むのがおいしい。

毎朝パパイヤなどのフルーツやヨーグルトを食べる。軽くライムを絞って。それからフレッシュなスイートライムジュース。ときどき目玉焼きやポーリッジ(ミルク粥)も。

これはランチタイムの食卓。向かいの湖で収穫されたばかりの白身魚。これはスパイスでマリネしたものを揚げた料理。バナナの皮で包んで蒸した、ココナツ風味のスパイシーなソースたっぷりの料理もおいしかった。

 

これもまた、ランチタイム。湖で収穫されるキングプラウン。大きなエビをグリルしただけの、あっさり塩味シンプルな料理。身は甘味があって味わい深い。「ぷりっ」ではなく、ちょっと「もさっ」とした歯ごたえが惜しい。


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