NEW YORK,
NY
曇天のもと、ワシントンDCからマンハッタンまでドライブ
MAY 24,
2005
3泊4日の予定でDCを出発。短い滞在なので、朝早く出発したかったのだが、同行の夫が仕事に手間取り、結局は昼頃に家を出た。早く出れば、昼過ぎにはマンハッタンについてランチを食べられたのに、と妻は不満だが仕方あるまい。
途中、ハイウェイのカフェテリアで軽くサラダでランチをすませ、ひたすら北へ走る。夫は車内でも資料を読むなど仕事をしており、わたしが一人で運転する。マンハッタンまでは200マイル強。渋滞なくストレートに走れば3時間半くらいでつくのだが、だいたいいつも、5時間はかかる。
それにしても、5月末の、一年で一番気候がいいはずの時期なのに、曇天で、しかも寒い。寒い5月なんて信じがたい。出発前に天気予報を確認したら、向こう4日間、見事に曇り&雨で、気温も早春、もしくは晩秋なみだ。
この3年余り、DCからニューヨークに行くたびに、とんでもない天気に見舞われてきたけれど、最後の最後まで、そのジンクスはついてまわった。諦めの境地である。吹雪にさえならなければ、もう、いいのである。どんな天気であれ、思い切り、楽しむのだ。
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ニュージャージー州から、いよいよマンハッタン島へ入る。彼方に摩天楼が見えてきた。
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マンハッタンへはハドソン川の下をくぐるリンカーントンネルをくぐって入る。ミッドタウンの西側に出てくる。
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リンカーントンネルに入る直前、マンハッタンの全景が眺められる。左端に、昔住んでいたアパートメント・ビルディングが写っている!
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今回の宿はタイムズスクエアにあるパラマウントホテル。チェックインをして駐車場を探しに行く。ホテルに頼むと1日50ドルもするのだ。近くに1日25ドルを見つけられた。
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早速町歩き。タイムズスクエアのチケットセンターでミュージカル「プロデューサーズ」のチケットを購入。開演は8時から。それまでの数時間、アッパーウエストサイドにある、かつての住まいまで出かけることにした。さらには軽く夕食もすませておきたい。どこで食べようか。
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タイムワーナー・ビルディングができてすっかり様子が変わったコロンバスサークルを通り抜け、59丁目のあたりを歩きつつ、60丁目を目指す。たまに仕事帰りに立ち寄った日本料理店(コリアン経営)の「ダモダモ」が懐かしい。それにしても「ダモダモ」とはこれいかに。
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かつて「ミューズ・パブリッシング第二のオフィス」と勝手に呼んでいたハドソンホテル。ここのダイニングルームでしばしばランチミーティングをしたものである。DCへ移転する決意をしたのは、9/11の直後、このホテルのパティオで、ひとりぼんやりとワインを飲んでいるときだった。
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住んでいたアパートメントビルディングに隣接する教会。火事騒ぎがあったとき、この教会の修道院に避難させてもらった(『街の灯』「言えないままのひとこと」)。
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←ややこしい外観が奇抜なオフィス・ビルディングが建築中。マンハッタンは、日々その表情を変えていく。
→やがて見えてきた懐かしのアパートメント・ビルディング。9年前には、左右の高層ビルは建っていなかった。この界隈では1980年代に建築された古めのビルディングである。
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