SCENE29: インド風味が効いたファッション
BANGALORE SEPTEMBER 8, 2005/ DAY 10

不動産見学のあとは、帰り道にあるショッピングモールに立ち寄った。
バンガロアでは、ここ数年のうちにいくつものショッピングモールが誕生していて、
ここはそのうちのひとつ。

インドのファッションブティックが楽しいのは、
ただ欧米の「洋服」をそのまま取り入れるのではなく、
(もちろんそういう店もあるけれど)
インドの民族衣装であるサリーやサルワール・カミーズのテイストを生かした、
個性的なデザインの衣服が多いところ。

むやみやたらと派手だったり、野暮ったいものもあるけれど、
非常に高級なブティックでは、
KENZO風やISSEI MIYAKE風の、斬新なデザインもあった。

たまに、好みのデザインがまぎれていたりするので、
ショーウインドーのディスプレイが少々好みに反していても、
立ち寄る価値、ありなのだ。


ガルーダモール(Garuda Mall)に立ち寄った。WestsideやShoppers' Stopといったデパートメントストア(小規模)を併設している。

ランジェリーショップの大胆なショーウインドーにも驚かされる。

あたりにいい香りをふりまいている、焼き立てクッキーの店。

インド的色彩感覚が鮮やかなステイショナリー&小物の店。

昨日、今日と、夕食はホテルのアジア料理店ZENにて。赤鯛のフライあんかけ(中国)、ガドガド(マレー風サラダ)、ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)などを食す。

ZENの隣には、北インドの料理を出すJAMAVARというレストランがあった。「南インドで北インド料理はね〜」などと言いつつ、結局一度も立ち寄らないまま……。

すると、帰りの飛行機で読んだTIME誌(欧州版)にこの店の記事が! 一度は食べておけばよかったか。それにしても、バンガロアが「インドの国際都市」として取り上げられ、「訪問の折には朝食にドサやイディリを食べるべし」などと書かれているのがいい。

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