●ダイエットのシーズンとなりました サンクス・ギビングデーからクリスマスにかけてのホリデーシーズン、アメリカ人は平均3〜5キロほど太るらしく、今は全国的にダイエットのシーズンだ。 日本の女性って、何かって言うと痩せてる癖に「私、ダイエット中なんですぅ」とか言うでしょ。あれ、昔からものすごく不愉快だったのよね。それ以上痩せてどうするよ、ってくらい細いのにさ。 何かといえば「ダイエット!」な風潮に逆らいたい傾向が私のどこかにあって、(痩せたいんだったら黙って痩せてろ!)などと思っていたけど、最近の私、宣言してダイエットしろ! と自責したくなるほどやばすぎ。 アメリカに来て合計6キロ増えている。尤も、ベスト体重から考えれば8キロ増だ。それだって、「健康体重域内」というだけで、全然痩せちゃいない。 友人は「坂田さん、背が高いし、いいんじゃない」なんて言ってくれたりもするけれど、身長が2メートルも3メートルもあるわけじゃないんだし、6キロ増なんて相当のものよ。ちなみに身長は166センチ弱だから、日本人にしてはまあ大きい方だけど、こっちじゃ普通かそれ以下だもん。 2年ほどまえ、太ったことに焦りを覚えて3カ月ほどで4キロほど落としたのだけど、また元に戻った。昔だったら軽く戻せた体重が、最近なかなか落とせない。だいたいアメリカに来て太ったという友人はいても痩せたという人はまずいないから、その環境の中でダイエットをするには、かなりの根性を要する。 まずアメリカで太る理由を挙げてみよう。 その1:周りにデブが多すぎるため、自分が痩せていると錯覚する。 その2:日本では太りすぎると合う服がなくなるが、アメリカには無尽蔵にある。しかも私のサイズ(8号10号)は標準サイズだから最も品揃えが豊富! その3:食品のボリュームがとにかく多い。レストランでもスーパーマーケットでも、ほとんどの食材、料理が日本より一回りも二回りも大きいから、ついついそれに慣れてしまい、大量に食べてしまう。 その4:こちらの食器がとにかく大きい。大きい器にたっぷりと盛ってしまい、残さず食べてしまう。ご飯をどんぶりやシリアルボールによそって食べたりもしてしまう。 とまあ、いろいろあるわけだ。日本で仕事をしていたころは運動する時間などなかったし、今ほど歩いてもいなかったから、健康度は今の方が高い気がする。しかも日本にいたころはタバコを吸ったしね。 タバコはこちらに来てからやめたから、それも太った原因になるだろう。 それに加えて、アーヴァンドも私も、食の趣味が合うし、食べること、好きだからね。これでもカロリーの高そうな物は避けて、健康にも心がけてはいるのだけれど、その程度じゃ、痩せることはまずないのよね。 そこで無理のない対策を考えてみた。 ・全体的に食べる量を減らす。 あんまり無理しても、続かないからね。それに食べる楽しみを失うのもいやだし。ちょっとぼちぼちやってみます。(1/17/02) |