NEW YORK, NY
OCTOBER 17, 2006

セントラルパークの午。ダウンタウンの宵。

昨日までの寒さはどこへやら。今日は打って変わって暖かい。一旦は革のジャケットを羽織って外に出たものの、暖かい空気に触れた瞬間、Uターン。身軽な服装で街へ出る。

一応は、休暇で来ている今回の旅だが、もしも仕事の打ち合わせがあるのなら、優先的にいれてはどうかと夫に勧めておいた。そんなわけで、今日も彼は、過去の同僚や弁護士らと、数時間のミーティング。

わたしはといえば、セントラルパークを歩き、少し買い物をし、それからホテルに戻る。遅い午後、夫と合流してダウンタウンへ。

毎日毎日、足が棒になるくらい、歩いている。この半年間の歩き足りなさを取り戻すかのごとくに。

ほっそり貧弱なインドリスを見なれている目に、セントラルパークのリスは丸々と太っていて大きく。リスだけではなく、ハトも丸々としている。動物にも、国民性があるのね。

まだ色付くには少し早い木々の緑。あと数週間で、しかしあたりは温かなオレンジや黄色に包まれることだろう。

イタリア系高級食料品店BALDUCCISを見学。

ニューヨーカーの好きなスイーツの一つ、カップケーキ。

ハロウィーン間近。これからサンクスギヴィングデーまでの日々、オレンジ色のカボチャが街を彩る。

タイムワーナービルディングのWHOLE FOODS MARKETへ。本当は、別のカフェでランチを食べる予定だったのに、フードエリアの充実ぶりに誘惑され、ここで食べようと思う。ちゃんとした寿司を食べたかったはずなのに、また中途半端な寿司を買ってしまう。侮れないほど、おいしそうなのだもの。

かなり個性的な取り合わせのランチ。店内の、煉瓦の窯で焼かれたピザがおいしそうで、ホワイトピザをハーフパウンド。3種類のチーズが美味! それからニンジンとショウガのスープ(ヘルシー)、そして寿司。寿司は好みのものを寿司バーで握ってもらえるから新鮮なのだ。

ここに来ると、なにもかもを、欲しくなってしまう。WILLIAMS SONOMA。

なんてかわいらしいカボチャの形。ル・クルーゼの重厚な鍋。腱鞘炎に注意。

ミューズ・クッキングクラスのみなさん。これが、「スパイス講習」の際に説明したところの、米国の冬の風物詩、ホットサイダー(ホットアップルジュース)のキットです。

この「茶濁」したリンゴジュースに各種スパイスやオレンジの皮などを入れ、しばし煮込むと、甘酸っぱくスパイシーなドリンクができあがります。パーティーのときには大きな鍋で、ぐつぐつと煮込みます。

WILLIAMS SONOMAの特製スパイス。内容物はオールスパイスの粒、クローヴの粒、シナモンスティック、乾燥オレンジの皮。インドでも手軽に作れます。スパイスは、アレンジ自由。カルダモンをいれても美味。

 

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