DAY04: リゾートのビーチで過ごす一日。タイプライターだったらよかったのに。

APRIL 8, 2006

一昨日、昨日と、あちこち出かけたので、今日はのんびりと一日を過ごそうと思う。夫は今日もシュノーケリングをするのだと張り切ってはいる。

本を読んだり、写真を整理したり、文字を綴ったり。

ところで、わたしが使っているこのラップトップは、アップル社のiBookだ。白いボディは海の色にもよく似合う。わたしは、海を見渡すカフェテラスで、このラップトップを広げて、とてもいい心持ちで文字を綴る。本を読むよりも、ずっと楽しいと思えることもある。

でも、カフェのウエイトレスやウエイターは、

「お仕事、忙しいのね」

と、声をかけていく。お仕事、じゃないんだけれどね。

ラップトップコンピュータ=インターネット=ビジネス

という印象がもう、多分一般的だから、ただ、主には文字を綴るためだけに、楽し気に、満たされた心持ちで、コンピュータに向かっているとは思われないのだろう。いくら海の色によく似合ったラップトップだったとしても。

これが昔のように、黒いボディの重厚なタイプライターだったとしたら、きっとリゾートにもよく似合ったのだろう。無論、日本語は、タイプライターでは文字を打つことができないのだけれど。


今日もいい天気。長雨のせいで海の色が「本調子」ではないようだが、それでも麗しい。

ハワイ産のポテトチップス。甘味のあるタロ芋で作られている。軽い口当たりでとてもおいしい。

日増しに肌の色が濃くなっていく夫。

海辺でお昼寝中のアザラシ。

ふ〜。

ん?

ん〜。

ほ〜。

今日は実は、わたしも少し、海に潜ってみた。といっても、浅瀬で数分程度。それでも、黄色やブルーの色鮮やかな魚たちに囲まれて、楽しかった。

夕暮れ時は、ハンモックに揺られて空を眺める。夫が隣のハンモックに勢いよく寝転がって、はずみでごろんと地面に転がり落ちるのを大笑いする。

今日もまた、フラダンスの夕べ。

 

滞在中、3晩に亘って通いつめたRoy'sというレストランにて。カウアイ島では最もおいしい料理を味わえるレストランの一つだと思われる。大好物のモルテンチョコレートケーキ(スプーンを入れると、中から濃厚なチョコレートソースがトロリと溢れ出す!)を前に。

BACK NEXT