SCENE03: シンガポールならではの、カニ料理、エビ料理を味わう

SINGAPORE/ NOVEMBER, 2005

「シンガポールならではの、おいしいカニ料理が食べたいのです」
ホテルのコンシェルジュに尋ねたら、マリーナ・ベイにあるレストランを勧められた。
地図を開く。さほど遠くない。
ラッフルズシティを出て、そこまで歩いていくことにした。

清掃の行き届いた、きれいな街。
東南アジアでありながら、他の東南アジア諸国とは異なる、こざっぱりとした雰囲気。

夕暮れの海風が吹き抜けるベイエリアを歩き、早めの夕食を食べようと、店へ。
まだ夕食の時刻には早く、わたしたちは一番乗り。
さて、名物の、カニを食べるぞ!


左の建物は手前が最高裁、奥が市庁舎、その向こうの高層ビルディングのあたりがラッフルズシティ。

芝生の緑が鮮やかな公園。多くの観光客が、記念撮影をしている。

シンガポールのランドマークであるマーライオンが、口から水を吹き出している。意外に、というか相当、小さいのだ。

 

新しくできたシアターホール。遠目から見ると、ドリアンのような、アルマジロのような、美しいとは思えない建築。

からっと揚がった熱々のタイガープラウンの上に、ほんのり甘いコーンフレークのローストがまぶされた料理。コーンフレークなしで、ただエビだけでも、というか、ただエビだけの方がおいしい気もするのだが、この創意工夫がポイントなんだろうな。

シンガポール名物カニ料理。とろりたっぷり「チリソース」がかかったものと、このホワイトペッパーとの2種類がある。サンノゼのシンガポールレストランでどちらも食べたことがあるが、本場では敢えてシンプルを味わってみた。かなり胡椒が利いている。身がたくさんつまっていて、おいしかった!

食後、マリーナ・スクエアのショッピングモールを歩いていたら、魅惑的な店が! チョコレートバーですって! 好奇心炸裂の夫、飲食するわけでもないのにずんずんと店内に入り、店の人とおしゃべり。イスラエルに拠点がある店とのこと。ここはまたいつか、来たいところだ。

そのとなりにもまた、魅惑的な店が!! またしても、飲食するわけでもないのに、ずんずんと店内に入る我ら。ロココなインテリアのコーヒーショップ。オリジナルのケーキがいっぱい。

これが人気のケーキだとか。アイリッシュクリームの甘い香りが漂っていて、おいしそう! 店員の女性は日本語を話せた。

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